何かモノを買う時、選択する時、貴方はどうやって選びますか?
例えば、もうすぐバレンタイン。
チョコレートをプレゼントする時。他には、車を買う時、旅行に行く時・・・・
日々の暮らしは、選択の連続です。
最初に反応するのは、そのデザインなはず。ファーストチョイスとして、ひと目で『いいか』『悪いか』直感的に判断がなされます。
ゴディバのロゴ、アウディーのロゴ、JALのロゴ・・・・最初に目に飛び込んできたものが印象に残ります。
『いいもの』 『高級感』『信頼感』などの評判が知れ渡っているもの。目に飛び込んできたもののポジティブな印象こそが、購買意欲に繋がり、知らないうちに口コミの伝達者になっているのです。
まずは「企業を・事業を・商品を。どうデザインしようか?」という思いに至ることこそ『ブランディング』の始まりなのです。
ロゴの重要性
まず、そこにあるあなたの会社のロゴを見直してみましょう。
会社のロゴには経営者の方の想いが詰まっています。当社でも多くの企業や商品のロゴの制作をしてきました。起業時の初心、事業や商品への思い、社員への思い、商品やサービスを受け取るお客様への想いなど。それをシンプルに表現しているのがロゴです。
ロゴにも様々な形があります。当社で特に重要視している点は、カラーでも白黒でも使える、社名を一緒にデザインしてもバランスが良い、どんなシチュエーションでも対応できるデザインです。特に日本語の場合は、縦書きでも横書きでも大丈夫ということも大事です。
一つのロゴが使用される媒体は、今や色々です。企業の場合は、名刺に始まりチラシやパンフレットの印刷物、ウェブサイト。SNSを運用する企業も多いでしょう。ロゴは確実に複数の媒体で使用されるものなので、どの媒体でも違和感なく使用できるということがロゴ制作にはとても大事です。
名刺の役目
新規事業をはじめる際、まずはじめに名刺を作成する方が殆どだと思います。 では、名刺の役割とはなんでしょうか。 初対面の相手と知り合う時に、会社・商品・サービス・自分の顔と名前を知ってもらうことでしょう。
名刺は、その人を印象づける大切なコミュニケーション・ツールです。『デザイン』=『ロゴや名前のデザインをオシャレでカッコ良くすること』という表層的な発送に陥りがちです。 それも大事なことなのですが、ただ、それだけではなく、もう一歩進んで 『相手に何を伝えるか』 『この名刺を受け取った相手にこうして欲しい』 『アクション(最終的にはオーダー)に繋がること』を考えるべきでしょう。
名刺制作の目的とは
ブログにアクセスして欲しい / ホームページを見てほしい / 問い合わせをして欲しい / 電話をかけて欲しい / お店に来店してほしい etc…
自分の商品を相手に伝えるための入り口として、次の行動(オファー)を起こしてもらう名刺のシナリオを組む事が必要です。『どんな目的で名刺を渡すのか』をいうことを明確にして、名刺の制作をすることはブランディングの始まりの一歩といえるでしょう。
クロスメディア・マーケティング
『クロスメディア・マーケティング』という集客手法があります。インターネットの普及に伴い、多くの企業が取り入れはじめています。「続きはWebで」「○○で検索」という広告を見たことがありませんか?これは代表的なクロスメディアマーケティングの一例です。クロスメディアマーケティングとは、広義の意味では、TVコマーシャル、紙媒体広告、WEBサイトなどの宣伝メディアを複数組み合わせて、CV(最終的な集客の目的)を達成させることを目的とした集客法です。
広告ツールが多岐に渡る昨今は、媒体メディアは上記のように特定はできません。FacebookやTwitter、インスタグラム、または動画といったツールも媒体といえるでしょう。それぞれの媒体でそれぞれの持つ役割が異なります。複数の媒体をかけ合わせることで相乗効果を生み出せる、効率的なマーケティング方法といえます。
トータルデザイン
例えば起業したてで、事業をもっと多くの人に広めたいと考えた時に、何をどこに頼むべきでしょうか?名刺は名刺屋さんに、チラシはチラシ屋さんに。ホームページはホームページ制作業者に。それぞれの制作会社に一つ一つを依頼すると、時間もお金も要します。また、制作依頼をするにあたりイチからまた同じ説明をしなければならない、といった事態も起こりえます。
そうして打ち合わせを行ったにもかかわらず、制作会社が違えば制作物のデザインは全く違うものが出来上がってきます。ディレクターもデザイナーも違うので当然といえば当然ですが、見る側からすれば、デザインがバラバラなだけで混乱を招きます。同じ企業の同じサービスだとは覚えてもらいにくくなります。
ではなぜデザインの一貫性が重要なのか。「あっ、これあの会社のあの商品だ!」といったデザインの一貫性があるのと無いのでは見る人の認知度が違ってきます。あなたの商品やサービスを多くの人に知ってもらいたい場合、それぞれのデザインに統一性を持たせることが大事なのです。
まずは、ブランディングことはじめとして、自分でできることがあります。小さなことから始めてみましょう。印刷デザイン本舗はデザインでブランディングの支援をいたします。