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制作料金

料金は制作工程によって変わります

印刷物をゼロから制作する場合は、カスタム製品となるため当社が印刷内容をどこまで(どこから)作るかにより、全体の費用は大きく変わります。印刷物の制作には、大きく分けて企画・デザイン・印刷の3つの工程があり、それぞれに作業内容がいくつかあります。

それぞれの工程の手のかけ具合により含まれる内容が増えるので、その分制作費のコストが高くなります。

反面、できるだけセルフでご用意いただければコストダウンを図ることもできます。

企画費

お客様の方であらかじめ決められたコンセプトを持たず、"おまかせ"で印刷を依頼される場合、まず制作物の企画から入りますので企画費がかかります。

目的・使い方・目的に対する目標値など詳細をじっくり伺い、制作の意図を明確にしてから制作を行います。必要に応じてミーティングさせていただき、制作物の最適な形(仕上がりのサイズや形態)、納期、スケジュールなどを決めて進めていきます。

クライアント様が制作チームを組織して作られる場合は、企画会議をおこない、司会役を勤めさせていただき、企画を整理して企画書を作りあげるところから作業を始めることもあります。


デザイン費(制作費)

ポスターのような1枚ものと何ページもあるページものの印刷物を作る場合のデザイン料では、デザイン費は大きく異なります。ポスターの場合は、何通りかデザインカンプを用意してその中から選択する場合と、発注者のイメージが明確で1つのデザインだけで済んでしまう場合があります。カタログなどページものの場合は、テンプレートとしてデザイン案を提案して、基本パターンを決めてから、全ページのデザインをします。表紙やグラビア、中扉などデザイン性を要求されるページは、通常そこだけ別途デザインをします。

版下制作費と製版費

DTP(デスクトップパブリッシング)が普及したことにより、デザインと版下と製版の境界線はとても不明瞭になりました。しかし、それぞれは大きく異なります。デザインは出来ても製版技術(きれいな印刷物を仕上げるノウハウ)を身に着けていないデザイナー、DTPソフトは使えてもデザインの出来ない版下製作者、全てが解っていればデザイナー一人で済みますが、そんな超人的デザイナーは限られています。そのようなワケで、デザイン・版下制作・製版というように3つのプロセスに分類されてそれぞれ見積りとなります。


その他オプションでかかるもの

グラフィックデザインとは、写真を加工したり合成して新たなデザインを行うことです。一部のデザイナーの作業範疇ですが、デザイン代とは別に制作費となります。写真も切り抜いたり、色や明るさを変更したりすること(レタッチ)は別作業として作業賃がかかります。またイラスト、地図、マンガなどを書くのも別途制作費がかかります。

結局のところ、DTPソフト(代表的なものにAdobe Illustrator Photoshop InDesign)を使いこなせることを前提に、デザイナー、グラフィクデザイナー、イラストレーター、版下制作者、製版作業者がそれぞれ補完しあって作業が行われます。

 

写真撮影費

 

最近は、ほとんどがデジタルカメラで撮影した画像が使われるようになりました。高解像度のカメラを内蔵しているスマホでは、A4サイズ程度の写真の解像度を満たしていいるので、ブレずに適正な撮影ができていれば使うこともできます。しかしプロのカメラマンが高級なレンズと一眼レフカメラで撮影した写真は素人の撮影したものに比べられないものがあります。それで制作した印刷物はそれだけの訴求力という価値があります。

 

コピーライト費

 

見出し・小見出し・リード・本文などに系統的に文章を書き、読み手に分かりやすい原稿を書く作業です。場合により、インタビューやヒヤリングそして取材を伴う場合があります。キャッチコピーやタイトルを考案する時もあります。

印刷・ 加工費

用紙代:種類 × サイズ × 重さで金額が変わります

印刷費の大きな要素に用紙代(印刷する紙の値段)があります。用紙代は、用紙の種類・サイズ・重さ(斤量)によって変化します。

用紙の種類:大きくはコート紙非コート紙に大別されます。さらに、コート紙には艶ありと艶なしが、非コート紙には上質紙と中質紙があり、その種類は何百にもなります。

用紙のサイズ:紙のサイズは、JIS規格によって定められており、A列(A判・菊判)、B列(B判と四六判)があります。コピー用紙にA4判とかB4判などがあり、それぞれ断裁の余白分を追加したものの等比率での拡大サイズとなります。

用紙の重さ(斤量):紙は厚みで分類されずに、重さで分類されます。単位面積当たりの重さが大きくなると、紙厚も厚くなりますが、紙の種類や表面のコーティングなどで必ずしも同じ重さの紙が同じ厚さにはなりません。そこで、1,000枚当たりの重さ(連量といいます)で表示され、分類されています。また、それとは別に1㎡当たりのグラム数(g/㎡)で表示される場合もあります。


印刷代

印刷機の種類は、輪転機・オフセット印刷機・カラーレーザー方式オンデマンド機・インクジェット方式オンデマンド機などがあります。順番に大量印刷から少量多品種の印刷方式となります。この順番で枚数単価が安価から高価となり、新聞などは輪転印刷、少量のポスターなどはインクジェット方式オンデマンド機となります。

当社ではカラーレーザー方式のオンデマンド機を使用しています

当社では、カラーレーザー方式のオンデマンド印刷機が使われています。この方式は印刷単価が高いの大量印刷には向きませんが、版を作る必要がなくデジタルデータを直接印刷機に送ることで印刷が可能で、版を作る費用が掛かりません。ですので、少量で多品種(デザイン)の印刷に向きます。一枚一枚内容に一部が異なる印刷(バリアブル印刷)などにも適応しています。また、弊社のようにデザインから印刷を行う現場では、カンプの出力でも活躍します。当社のふち無しはがき印刷事業でもフル稼働しています。

加工費

印刷後、指定のサイズに断裁を行います。本に加工したり、様々な後加工処理があります。

  • 断裁加工
  • 折り加工
  • 製本加工(中綴じや平綴じ)
  • 表面加工
  • ミシン目入り
  • 筋押し加工
  • 抜き加工
  • 箔押し・型押し

梱包代・運賃

出来上がった印刷物を発送するために、封筒・段ボール・緩衝材といった梱包資材が必要になります。DMでは1枚1枚封入し、宛先を記入するタックシールなど宛名書きの必要があります。こうしたものは梱包代になります。

またお受け取りにいらっしやる場合や、弊社が直接納品にお伺いする場合を除き、宅配便や郵便での発送のために配送運賃が必要となります。

印刷デザイン本舗では、梱包代+配送運賃を発送費として計上させていただいています。