印刷✕WEB コラボレーション
「インターネットの発展で、紙の制作物は無くなる」印刷業界は衰退すると言われて随分経ちますが、インターネットを紹介する雑誌や電子機器が吐きだす印刷物の多さに辟易しているのも事実です。印刷業者はWEBを敵だと決めつけがちですが、当社ではそのようには考えません。
印刷も紙も媒体として捉えれば、それは「なかだちをするもの」でしかありません。そして動画などを含めればもっと多種多様の媒体が存在します。当社では主に紙とWEBのコラボレーション -クロスメディアマーケティング- を活用して、お客様と社会の「なかだちをする会社」として新しいアイデアで多くの提案を行い、付加価値を付けたサービスを提供していきます。
印刷とWEB コンテンツは一緒
印刷とWEBは、全く違うもの、違う作り方をしていると思われている方が多いかもしれません。しかし、よく見るとその両者にあるコンテンツは、どれも同じものばかりです。文章があり写真がある、イラストがあり図がある。その多くが違いが感じられません。
実はこの両者企画から準備から制作までのプロセスは、ほとんど変わりません。原稿を書く、写真を撮る、イラストを描く、図を描く、ほとんど同じ方法、同じパソコンソフトで制作します。
違っているのが、最後のレイアウトする部分。印刷するか・ディスプレーに表示するかです。動画はちょっと違いますが、漫画やイラストの延長線にアニメや動画があると思えば、さほどかけ離れたものでもありません。
印刷とWEBの違いは?
違いは、利用する側の話になります。
紙媒体は、読み直すことに秀でており、ここまで読んだ、ここまで勉強した…と時系列に記憶をとどめておけます。電子媒体は検索が得意ですが、どこまで読んだか検索するのは一苦労です。まさにアナログとデジタルのメリット・デメリットです。
両者に線を引くのではなく、その特性を理解して、コラボレーションすることで、そこに相乗効果が生まれます。新しい付加価値を呼び込むことができるのです。
両者の一番大きな違いは、媒体に必要な面積・体積です。1つのコンテンツを表わすために必要な面積や体積を考えてみると、紙媒体は、物理的に多くの面積・体積が必要です。けれども実はそれが存在感として大きな意味をもちます。
それに対して電子媒体はPCやスマホ自体の形がありますが、1つ1つのコンテンツの容量は紙媒体に比べれば「塵」みたいなもので、存在感が薄くなります。ところが、情報量は“リンク”という方法で画面の向こうに無限大に広がっています。そしてGoogleのおかげで、閲覧者の履歴を見ることができるのです。構造的に異なるメディアのそれぞれの特性を理解し、特性を活かした「見せ方・読ませ方」でよりよい「魅せ方」へ繋がります。
クロスメディア・マーケティング効果
告知 → 誘導 → 刈取り
上の3枚の写真は、看板・広告・ホームページでコラボレーションした、看板〜紙媒体〜WEBの事例です。広告の内容は、大人にも子供にも楽しんで貰える「間違い探し」です。左から駅の看板、中央は電車広告、そして一番右がWEBサイトです。広告にQRコードを掲載し、ここからホームページに誘導しています。
この広告効果で、検索数は倍になり、サイトの価値が上がったことで、Googleでの検索順位も上がりました。まさに相乗効果の表れです。WEBサイトでは、さらにイベントの告知や商材へのリンク、そして問合せへの誘導をしています。
このように、印刷物とホームページのコラボレーションで、より多くの宣伝効果を提供できます。
アイデアは様々です。お客様の目的・目標を明確にして、ゴールするまで当社の印刷・WEBの企画力と実現力でサポートさせていただきます。